全国的に少子高齢化が進む中、睦沢町におきましても高齢化が進み平成24年3月1日現在、65歳以上の人口は2,333人、高齢化率は31.2%です。又、団塊の世代が65歳以上となる平成27年度には35%に達する状況にあります。
この人口の高齢化に伴い、寝たきりのご高齢者、認知症等の要介護者が急増する一方で、世帯規模の縮小、扶養意識の変化により家族の介護力が低下することから、高齢者介護需要が増加すると考えられます。
介護が必要になったご高齢者の方に家庭的な環境を提供し、暖かみがあり親しみのあるケアをすることを通して、社会福祉に貢献できる施設にしたいと考えています。そのためには、ご高齢者お一人おひとりの人格を尊重し、その尊厳を大切にしてケアを実践していくことであると思います。
そのようなケアを通じて入所者の個を優先し、ご高齢者お一人おひとりが自分の居場所だと思える場を提供したいと願っています。
利用者一人ひとりの尊厳を擁護し、「安心した生活・生きがいのある生活」をおくることができる環境を提供します。
そして利用者と職員、地域が共に分かち合い、共に幸せに調和して発展できる環境作りを目指します。
「できない」ではなく、「どうしたらできるか」を常に考え、お客様の立場に立って自ら行動を起こすことが出来る人財の育成に務め、施設と個人の両方の成長を目指します。
自分の目で見て、自分の耳で聞いて、何が正しいか自分自身で判断し、職員同士は共に歩む仲間であることを認識し、皆で成長できるように、最高水準を目指します。